モミジとカエデの違い

七海@沖縄

2009年10月12日 01:57

沖縄では見ることのない秋の風物詩、色とりどり美しいモミジやカエデ。
まだまだ紅葉には早いが、たまにせっかちな木の一部が赤く色づいているものもある。


あと1ヶ月もたてば色鮮やかになるであろうモミジを眺めていて、ふと
「モミジ」と「カエデ」の違いって何だろう? と疑問を持った。
しかし、その答えは運よく3日もたたないうちに解決できた。
泊った宿で手にした古い雑誌に、たまたま下文が掲載されていたのだ。

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 紅葉の代表格であるイロハモミジはイロハカエデともいわれ、
 京都で見られる紅葉の半分以上を占めるという。
 じつは、植物学上はモミジとカエデは同じとされ、どちらもカエデ属だ。
 異なるのは、その語源である。

 モミジは、紅葉した草木を意味する「もみち」という古語が語源だといわれる。
 一方のカエデは、葉の形が蛙の手に似ていることからその名が生まれたといわれ、
 古語では「かえるで」という。
 つまりモミジは色、カエデは形から創出された言葉なのである。

            以上 2006年秋版「サライ」(小学館)より抜粋
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「秋の夕陽に照る山モミジ・・・」という歌から、ずっとモミジとカエデは違うものかと思っていた。
今回、モミジとカエデの違いはどこだろうと何気に考えながら眺めていたが、
すっかり解決してちょっぴりお利口になった気分を味わった。

モミジが美しい京都・大徳寺の塔中「高桐院」

こちらはJR東海の「そうだ 京都、いこう。」のポスターに使われたこともあるお寺で、
外国人観光客にも非常に人気が高い

「紅葉のときの京都は人が多過ぎておすすめしない。
 昨年お泊りになったお客様が“まるで梅田の地下街を歩いているようだった”
 と驚いていましたから」という前出の京都・大原の宿坊の方。
それでもいつかは真っ赤に染まった煌きを見てみたい気がする。
とすっかりマイブーム京都にハマッてしまった七海でした。

京都のことや内地のことばかり綴ってしまいましたが、
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季節の変わり目、体調を崩されませんよう皆様ご自愛くださいませ。
明日も皆様がステキな奇跡☆に出逢えますように!

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